Difference between revisions of "Lu Xun Complete Works/zh-ja/Tengye xiansheng"
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他所改正的講義,我曾經訂成三厚本,收藏著的,將作為永久的紀念。不幸七年前遷居的時候,中途毀壞了一口書箱,失去半箱書,恰巧這講義也遺失在內了。責成運送局去找尋,寂無回信。只有他的照相至今還掛在我北京寓居的東牆上,書桌對面。每當夜間疲倦,正想偷懶時,仰面在燈光中瞥見他黑瘦的面貌,似乎正要說出抑揚頓挫的話來,便使我忽又良心發現,而且增加勇氣了,於是點上一枝煙,再繼續寫些為“正人君子”之流所深惡痛疾的文字。<br/> | 他所改正的講義,我曾經訂成三厚本,收藏著的,將作為永久的紀念。不幸七年前遷居的時候,中途毀壞了一口書箱,失去半箱書,恰巧這講義也遺失在內了。責成運送局去找尋,寂無回信。只有他的照相至今還掛在我北京寓居的東牆上,書桌對面。每當夜間疲倦,正想偷懶時,仰面在燈光中瞥見他黑瘦的面貌,似乎正要說出抑揚頓挫的話來,便使我忽又良心發現,而且增加勇氣了,於是點上一枝煙,再繼續寫些為“正人君子”之流所深惡痛疾的文字。<br/> | ||
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東京も結局はこんなものだった。上野の桜が爛漫と咲く季節、望めば確かに緋色の軽い雲のようだったが、花の下には群れをなした「清国留学生」の速成班が絶えず、頭のてっぺんに大きな辮子を巻き上げ、学生帽の天辺を高々と突き上げて富士山の形を作っていた。辮子をほどいて平らに巻いている者もいて、帽子を脱ぐと油でぴかぴか光り、まるで娘の髷のようで、さらに首をくねくねさせる。実にお見事というほかない。<br/> | 東京も結局はこんなものだった。上野の桜が爛漫と咲く季節、望めば確かに緋色の軽い雲のようだったが、花の下には群れをなした「清国留学生」の速成班が絶えず、頭のてっぺんに大きな辮子を巻き上げ、学生帽の天辺を高々と突き上げて富士山の形を作っていた。辮子をほどいて平らに巻いている者もいて、帽子を脱ぐと油でぴかぴか光り、まるで娘の髷のようで、さらに首をくねくねさせる。実にお見事というほかない。<br/> | ||
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先生が添削してくれた講義ノートは、三冊の分厚い本に綴じて保存し、永久の記念にするつもりだった。不幸にも七年前の引っ越しの途中で書箱が一つ壊れ、半箱分の本を失い、あいにくこのノートも紛失してしまった。運送会社に探させたが、返事すらなかった。先生の写真だけは今も北京の住居の東の壁、書机の正面に掛けてある。夜、疲れて怠けようとする時、仰ぎ見て灯火の中に先生の黒くて痩せた顔を見ると、まさに抑揚をつけた言葉を発しようとしているかのようで、たちまちまた良心が目覚め、勇気も増してくる。そこで煙草に火をつけ、再び「正人君子」の類が深く忌み嫌う文章を書き続けるのだ。<br/> | 先生が添削してくれた講義ノートは、三冊の分厚い本に綴じて保存し、永久の記念にするつもりだった。不幸にも七年前の引っ越しの途中で書箱が一つ壊れ、半箱分の本を失い、あいにくこのノートも紛失してしまった。運送会社に探させたが、返事すらなかった。先生の写真だけは今も北京の住居の東の壁、書机の正面に掛けてある。夜、疲れて怠けようとする時、仰ぎ見て灯火の中に先生の黒くて痩せた顔を見ると、まさに抑揚をつけた言葉を発しようとしているかのようで、たちまちまた良心が目覚め、勇気も増してくる。そこで煙草に火をつけ、再び「正人君子」の類が深く忌み嫌う文章を書き続けるのだ。<br/> | ||
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Revision as of 04:35, 24 April 2026
言語 / 语言: ZH · EN · DE · FR · ES · IT · RU · AR · HI · JA
対訳 / 对照: ZH-EN · ZH-DE · ZH-FR · ZH-ES · ZH-IT · ZH-RU · ZH-AR · ZH-HI · ZH-JA
藤野先生 / Mr. Fujino
中日対訳 / 中日对照
| 中文 (Chinese) | 日本語 (Japanese) |
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東京也無非是這樣。上野的櫻花爛熳的時節,望去確也像緋紅的輕雲,但花下也缺不了成群結隊的“清國留學生”的速成班,頭頂上盤著大辮子,頂得學生制帽的頂上高高聳起,形成一座富士山。也有解散辮子,盤得平的,除下帽來,油光可鑒,宛如小姑娘的髮髻一般,還要將脖子扭幾扭。實在標致極了。 |
東京も結局はこんなものだった。上野の桜が爛漫と咲く季節、望めば確かに緋色の軽い雲のようだったが、花の下には群れをなした「清国留学生」の速成班が絶えず、頭のてっぺんに大きな辮子を巻き上げ、学生帽の天辺を高々と突き上げて富士山の形を作っていた。辮子をほどいて平らに巻いている者もいて、帽子を脱ぐと油でぴかぴか光り、まるで娘の髷のようで、さらに首をくねくねさせる。実にお見事というほかない。 |